時間がたつのは早い物で、気がつけば震災から3週間以上たってしまいました。
会社がある地域では、屋根の瓦が落っこちたり、塀がひっくり返ったりしたけれど、幸いにも甚大な被害はありませんでした。
それでも、停電や断水に何日かなったり、田んぼや埋め立て地で液状化がおこったりと、かなりの影響はありました。
自分のいる所(茨城県の真ん中辺り)でも結構な被害が有ったのですから、県北や宮城・福島、津波に遭われた地域の方がたの事を考えると・・・・。
さて、停電・断水になった時の事ですが、
電気の方は会社には建設業と言う仕事柄、持ち運びできるタイプの中では比較的容量の大きい発電機があるので、これに工事用ライトを接続して、一部屋だけ明るくして、さらにテレビと携帯電話の充電器までくっつけて、情報収集と修理をお願いしにくるお客さんの対応が出来るようにしました。
水の方は、会社は周りに比べて低い所にあるので、断水になっても水は結構長い間使えました。パイプに残った水が流れてくるからです。
その水もなくなってくる頃には、幸いにも電気が復旧したので、以前僕が掘った井戸にポンプを設置して、その水が使えるようにしました。
幸いそれから2・3日で水道も出るようになりましたので現在は特に不便はありません。
停電・断水の時にかなり役に立ったのが雨水タンクです。
トイレの水を流したり、作業道具の汚れを落としたりと大活躍しました。
意外と知らない人がいるのですが、トイレは断水の時でも、バケツなどで水を流せば使えます。
会社には「雨音くん150リットル」が有るのですが、幸い満水近くまで残っていたので、電気が復旧して井戸が使えるようになるまで大活躍してくれました。
今現在の状況ですが、水道管が壊れたとか、家の中が水浸し・もしくは水が出ないといった事態はだいぶ落ち着きまして、田んぼに水を送っているパイプライン等が壊れた場所の工事等を行なっています。
停電・断水といった状態で暮らしてみて思ったのは、雨水タンクが大活躍と言うことと、井戸があると安心ということ。
今回、井戸ポンプは電気が復旧してから動かしたのですが、電気が無い状態でも井戸が使えるように、井戸に昔ながらのガチャコンポンプ(手押しポンプ)を取り付けようかと考えています。
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